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パチンコが介護予防に!?認知症に効果あり!



 高齢者用に開発した「機能訓練用パチンコ台」を、デイサービスや福祉施設にレンタルするサービスを行う会社があるそうです。足踏みマットを交互に踏み込んで玉を打つタイプ、車のハンドルで玉を打つタイプ、握力グリップを握りこんで玉を打つタイプとがあり、通常のパチンコとは違うリハビリ効果をも期待した機能がついているものであると言えるでしょう。当デイサービスではまだ通常のパチンコ台のみ導入しているのですが、今後リハビリを強化するため、導入の検討をしていきたいと思っています。


うつ病や認知症予防に効果あり  リハビリ効果を狙った作りであるからには、下肢筋力や関節可動域の向上が望めるのはもちろんですが、うつ病や認知症予防にも効果あるというのです。「聴覚(音を聞く)」「パチンコ玉を目で追う」「身体を動かす」の3つを同時に行い、大当たりして「嬉しい」という感情的な刺激や、大当たりが出るまでの過程に達成感を覚えたりするのが認知症やうつ病の予防に効果的だそうです。


3つの動作とそれぞれの効果

パチンコの音を聞く  聴覚から脳に伝わる刺激は認知症予防に効果があります。難聴のまま、補聴器などの対策をせずに長期を過ごした場合、認知症を発症しやすいという研究結果が医学博士によって発表されました。平均年齢77.4歳の成人1,984人を6年間に渡り観察を行ったもので、聴力の低下で脳の灰白質の低下が認められたのです。脳の萎縮とは、原因不明であるアルツハイマー認知症の事であり、聴覚的な刺激が認知症予防に効果があると分かります。


パチンコ玉を目で追う  「玉を目で追う」という事のみに着目して高齢者に結びつけるとすれば、ボウリングやゲートボール、ゴルフなどのスポーツが連想されると思います。それらの運動も認知症やリハビリに効果があるのは勿論のことですが、外出が不可能であったり、日常生活もままならないという高齢者も多くいらっしゃいます。外出する必要もなく「娯楽」としても楽しめるパチンコは今までにない画期的な認知症予防法と言えるでしょう。


身体を動かす  従来のパチンコであれば、手首から先のみの動作しかありません。ですが、リハビリ用に開発されたパチンコですから身体を動かしながら娯楽を楽しむ事が出来るのです。玉を打ち出す作業に集中し手足を動かし、玉が入る入らないに一喜一憂し、大当たりした時には「楽しい」と感じる。ただ身体を動かすという単純作業じゃない為、自主的に取り組む事が出来るのです。


コミュニケーションのツール

 周囲の利用者さんと一緒に楽しむことでコミュニケーションのツールとして導入することができます。パチンコは基本は1人で楽しむものですが、激アツ演出などがくると周囲の方が応援してくれたり、外れれば一緒に残念に思ったりと感情の共有ができます。


作業活動の意欲向上効果

 リハビリに消極的な方がパチンコを利用してその他のリハビリにも意欲的に取り組むケースがあります。これはパチンコによる満足感や達成感などにより、デイサービスに来所する楽しみやモチベーションの向上によりもたらす相乗効果となります。


手指機能の向上

 パチンコの玉やスロットのコインの出し入れを行う事で手指機能の使用機会が増えます。パチンコ玉は特に小さいため手指の巧緻性が必要になります。玉を落とさないようにする、目的の場所に入れる等の作業を行う事で脳の賦活作用が期待できます。


まとめ  パチンコ依存症と呼ばれる人がいるように、ギャンブル依存症自体は医学的に「病気」と位置づけられるものです。それが、まさか高齢者の認知症予防やうつ病予防に役立つと思われるかとも少なかったのではないでしょうか。依存症がなければ、「毒」と思えるパチンコでも「薬」になるという革新的なリハビリ方法が今後も続いてきてほしいものです。

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