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防ごう!守ろう!高齢者の脱水!



水分の1日摂取目安は2.5ℓ!


【補給する水分の目安】

①飲み水から → 1.0ℓ

②食事から → 1.2ℓ

③体内で作られる水分 → 0.3ℓ

※体内で作られる水分とは栄養素が分解される時にできる代謝水のこと。


【体外にでる水分の目安】

①汗や呼吸 → 1.2ℓ

②尿や便 → 1.3ℓ

【水分に関するQ&A】

Q1 脱水かどうかカンタンにチェックする方法は?

1 わきの下が乾いている

2 口の中や唇が乾 燥している

3 腕の皮膚を持ち上げて放したと きシワができたままになっている

このようなときは、脱水を起こしている可能性があります。


Q2 寝ているだけなら、そんなに水分はとらなくていいの?

じっとしていても、皮膚や呼吸から水分を失うことを不感蒸泄と いいます。大人の場合、体重 1kg 当たり約20ml。体重50kg では約 1000ml の不感蒸泄があるので、毎日寝ていても 1日に最低1000ml の水分が失われています。

適切な水分を補給しましょう。


水分の収支は1日 2.5ℓ (一般成人の場合)


Q 3 一日にとる水分量の目安は?

飲み水から約1000ml。

一汁三菜の食事を3食とって約1000ml。水やお茶、牛乳など をコップ 5 ~ 6 杯で 約1000ml。

高齢者の場合は、1日2000ml を目安にしましょう。


Q4 スポーツドリンクでも脱水状態を改善できますか?

一般にスポーツドリンクの場合、経口補水液よりも電解質濃度が低 く、糖分が多めです。

健康な人や軽いスポーツ時には適していますが、 脱水の予防や改善には経口補水液が適していることが海外のガイドラ インに示されています。


【高齢者は脱水状態になりやすい】

私たちの体の半分以上を占める水分。体温を調節したり、栄養素や酸素を運んだり、老廃物を排泄するなど、生命を維持する大事な役割があります。

高齢者の場合、水分の補給と排泄の収支バランスがくずれやすく、脱水になりやすいので注意が必要です。


●加齢にともなって体液(水と電解質を含む体内の総水分量)の貯蔵庫である筋肉量が減るため、 体内に体液を貯えにくくなっている。

●加齢により腎臓の機能が低下すると、老廃物を排泄するために、 たく さんの水分( 尿 )が必要となり、体液が失われやすい。

●基礎代謝量が減少するにつれ代謝 水が減っている。

●食欲不振等で摂取すべき水分や塩分量が減少している。

●誤嚥や失禁を恐れて水分摂取を控えている。

●のどの渇きを感じにくく水分や塩分の補給が不十分

●不適切な量の利尿剤による作用で体液が失われる


【高齢者に多い脱水の特徴を知ろう!! 】

脱水とは、体内の水分と塩分(ナトリウムやカリウムなどの電解質)が減少した状態です。

高齢者は混合性脱水症が多いといわれていますが、不適切な補水は電解質異常を悪化させます。

とくに食塩欠乏性(低張性)脱水症は、のどの渇きや口の中の乾燥がないため、本人も周囲の人も脱水症を見落としがち。 気づいたときには脱水症がかなり進行していたり、意識レベルが低 下したり、体調が急変して生命の危険をまねいたりします。


【水分の補給だけだと 脱水が改善されない!!】

「水やスポーツドリンクをよく飲むので水分補給は十分」と思っている人は多いようですが、脱水状態になりかけているときは危険です。

激しい発汗、発熱による発汗やおう吐、下痢などで、水分と塩分(電解質)が大量に失われ脱水状態になっているときに、電解質がほとんど入っていない飲料(水、お茶、ソフトドリンク)や電解質濃度の低いスポーツドリンクを飲むと、体液が薄くなってしまいます。そうなると、水分と電解質濃度のバランスを保つために利尿作用がうながされて、水分と一緒に電解質も排泄されてしまうため脱水状態がうまく改善されません。


脱水が恐いのは、血液が濃くなってかたまりやすくなること。血液のかたまり(血栓)が脳の血管に詰まれば脳梗塞、心臓の血管に詰まれば心筋梗塞を発症し、生命の危険をともないます。

また、高齢者は、室内でも熱中症を起こすことがあります。短時 間で症状が悪化し、命を落とすこともあるので注意が必要です。


【脱水を回復させる経口補水液】

軽度~中等度の脱水(熱中症を含む)が起こったときに、すぐに役 けいこうほすい

立つのが経口補水療法(ORT:Oral Rehydration Therapy)。塩分(電解質)と糖分をバランスよく配合した経口補水液(ORS:Oral Rehydration Solution)を飲ませ、失われた水分や電解質をすみやかに補給するというシンプルな治療法です。

欧米ではガイドラインもつくられ、高齢者の経口摂取不足や発熱、 過度の発汗、おう吐、下痢による脱水状態の改善に適している療法として、一般にも認知されています。


【脱水の予防と改善の基本】

●食事をきちんととる

●こまめに水分をとる

●寝る前後、入浴する前後、運動を

する前、運動中、運動した後、飲酒後はかならず水分を摂る

●脱水状態の時は水分と一緒に塩分、糖分も摂る

重度の脱水の場合は、点滴(経静脈輸液療法) を行ったあと、状態が安定してから経口補水療法に切り替えるとよいとされています。


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